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TENNIS PERSPECTIVE テニスの見方

連載コラム

観戦初心者も心配しないで!すぐに観戦が楽しめる!
東レPPOテニスまでにテニスの知識やルール、観戦マナーを少しずつ、楽しく覚えていきましょう!

Vol.05 - 中級者編:「チャレンジ」って何?

東レPPOテニスまでに、テニスの基本知識を楽しく覚えよう!
…というわけで、試合をより楽しむための豆知識をお届けしています。
今回は「チャレンジ」について。
そもそも、大型ビジョンに映るあの映像はどんなふうにつくられているのでしょう?

チャレンジ

全米オープンやウインブルドンなどプロのテニスを観戦していると、プレーが中断され、大型映像装置にCGのような画面が映し出されることがあります。

これは何でしょう? よく観戦しているファンならご存知でしょうが、観戦初心者は戸惑うかもしれませんね。

これは、インスタントリプレイシステムといって、選手が審判のインやアウトのコールに対して疑問がある場合、ビデオリプレイを確認しての再判定を要求でき、そのリプレイ映像が瞬時に画面にて再生されているのです。

リプレイ映像といっても、実際のビデオではありません。
ホークアイ(審判補助システム)といって、コートに設置された複数のカメラによって捉えた映像からコンピュータ処理によってボールの軌道を描き出すコンピュータグラフィックスです。
ですから、あのような映像で、そしてあのようなギリギリのラインまで確実に再現できるのです。
ホークアイ(Hawk-Eye)とは「鷹の目」という意味で、開発者であるホーキンス氏(Dr. Hawkins)の名前にちなんで名付けられていますが、まさに空中を飛んでいる鷹だからこそ見えるような微妙な判定を私たちに、また選手たちに明らかにしてくれています。

チャレンジ

このインスタントリプレイシステムは、テニスの国際大会では2006年に本格的に導入されました。
当初は「CGが100%正しいボールの設置位置を再現できるのか」「微妙な判定も含めてテニスというスポーツがある」「試合の流れを止めたり、戦術的に利用したりする選手が出てくるのでは」と選手からも賛否両論がありましたが、現在ではすっかり定着した感があります。
選手にとっても「ミスジャッジだったのでは?」と審判に対し疑心暗鬼となって集中を欠くよりも、映像を実際に確認できることで、ジャッジが覆らなかったとしても頭を切り替えることにつながっているようです。

それでは、選手による、このシステムの使い方をまとめておきましょう。
テレビの実況や解説で「○○選手が“チャレンジ”します」などと言われる「チャレンジ」とは、この再判定の要求のことです。
チャレンジの仕方や基本方式は以下のとおりです。

チャレンジの権利は、各選手1セットにつき3度与えられますが、チャレンジの結果判定が覆った場合(審判による最初の判定が間違っていた場合)は、チャレンジの権利は失われずに引き継ぐことができます。
ただし、審判の判定が正しく、選手が間違っていた場合には、その選手はチャレンジの権利を1回失うことになります。
また、タイブレークに突入した場合には、それぞれ1回ずつチャレンジする権利が追加で与えられます。
チャレンジする権利は、次のセットに繰り越しはできません。

選手にとって大事なポイントでは、特にチャレンジの成否が明暗を分けることもあります。「アウト」だと判定されたけど、チャレンジの結果「イン」で、試合の流れが変わった――! そんなことだってあるでしょう。「チャレンジ」で映像が映し出されるとき、観客が沸くのもそんな意味合いがありますし、いまやプロテニスの試合に欠かせないシーンにもなっています。