7月30日(火)スタート Road to 東レPPOテニス 毎日テニス選手権女子オープン
東レPPOテニスのシングルス予選ワイルドカード(主催者推薦枠)をかけた毎日テニス選手権(略称・毎トー)がいよいよスタートする。
7月30日(火)から始まる本戦には64選手がエントリー。日本を代表するプロから中学生まで、東レPPOテニスでの活躍を夢見る選手たちの熱戦が開幕する。
まずは、第1シードの伊藤あおい(SBCメディカルグループ)。
この技巧派のプレーヤーは2022年、18歳ではじめて毎トーに挑戦して初優勝。昨年2連覇を果たし、今年3連覇をかけた戦いに挑む。今月22日からポルトガルで開催された「フィゲイラ・ダ・フォス国際女子オープン」シングルスで4強入りを果たすなど、国際舞台でも頭角をあらわし、現在の日本ランキングも6位に浮上(29日現在)。日本を代表する選手のひとりとなった。
伊藤にとって、東レPPOテニスは特別な大会。「私にとって日本最高峰の憧れの大会。毎トー3連覇を果たして(東レPPOテニスに)出場したい」と意気込みを語った。
毎トーのもうひとりの顔となるのは山口芽生(フリー)。
昨年の全日本選手権ベスト16。日本ランキング17位(同日現在)につける選手だ。夢はグランドスラム出場。ただ、東レPPOテニスには並々ならぬ思いがある。「世界のトップ選手が集まる大会で、自分の中ではグランドスラムと同じように目指していきたいステージのひとつ。ぜひそこでプレーして、ファンの皆様に自分のテニスを楽しんでもらいたい」と話した。
若い世代の挑戦も目を引く。
まずは、中学3年の島村桜良(与野テニスクラブ)だ。23年の全日本ジュニア14歳以下で4強入りを果たすなど、今後の活躍が期待される選手のひとり。
また、予選から本戦切符を獲得した森さくら(マリーン庭球倶楽部)も同学年。昨年、毎トージュニア14歳以下シングルスで準優勝するなど、この世代を代表する選手だ。